大企業向け電子インボイス
OpenText Business Networkでは、供給側と購買側のどちらにも対応した包括的な電子請求ソリューションを提供します。このソリューションでは次の機能を組み合わせて使用できます。
- 文書交換 – どの電子請求ソリューションでも、基本となるのは請求書の電子的な交換です。B2B(企業間電子商取引)の電子請求プロセス全体をアウトソーシングサービスでOpenText Business Networkに委託し、Oracle、SAP、その他の総勘定元帳会計アプリケーションなどのERPシステムでストレートスループロセッシングを行うことができます。あるいは、データがEDI/XMLに対応していれば、Trading Grid Messaging Serviceを利用して、国内や世界中の取引先とタイムリーに電子インボイスの交換が可能です。
- 規制コンプライアンス – グローバルにビジネスを展開している場合、電子インボイスは複雑な各国固有の電子請求規制に適合していなければなりません。Active Invoices with Complianceを使用すると、内容検証、真正性と完全性の確保、保管、電子画像の作成など、複雑な規制対応作業に煩わされることがありません。
- コミュニティ導入支援 – 短期で電子請求イニシアチブの投資利益を回収するには、迅速で効果的な取引先導入が必要です。OpenText Business Networkエキスパートによる導入支援サービスは、取引先のシステム参加率100%実現をサポートします。
- コミュニティ管理 – サプライヤおよび顧客との継続的な協業を合理化するには、適切な連絡先および信用情報管理、迅速な紛争解決、リスク管理が必要です。OpenText Active Communityは、これらのプロセスを自動化することにより、社内従業員と取引先担当者間の適切かつ迅速で容易なB2Bコラボレーションを促進します。
中小企業向け電子インボイス
中小規模の取引先に電子請求を導入する場合、統合を容易にするには、さまざまな取引先に合わせてコスト効果の高い接続ソリューションを揃える必要があります。OpenText Business Networkでは、シンプルでコスト効果のソリューションを幅広く用意しています。なかでも以下のソリューションがよく利用されています。
- Webベースのフォーム – 中小規模のサプライヤおよび顧客の導入を検討している場合は、使いやすいIntelligent Web Formsをご検討ください。取引先がWebブラウザとインターネット接続のみを使用して請求関連の文書すべてを作成して管理できます。
- Excelベースのフォーム — Microsoft Officeは世界で最も広く使用されているソフトウェアパッケージです。OpenText Trading Grid® for Excelでは、サプライヤと顧客が使い慣れたMicrosoft Office Excelアプリケーションを使用し、今までと同様の方法で効率よく請求関連の文書すべてを電子的に交換できます。
- 会計パッケージ統合 – OpenText Business Networkを利用してサプライヤと顧客が会計パッケージから直接電子インボイスを作成できます。データの再入力は必要ありません。デスクトップソフトウェアの追加購入や学習も不要です。
- EDI変換ソフトウェア – TrustedLinkは、EDIデータフォーマットや標準に関係なく、取引先とのデジタルなコミュニケーションを可能にし、B2B統合を実現します。現状に合わせてEDIプログラムを開始し、ビジネスの規模拡大に合わせてTrustedLinkを拡張していくことが可能です。
銀行向け電子インボイス
OpenText Business Networkは、金融機関と提携し、上記の大企業向けサービスのすべてを含む、電子請求アプリケーションを提供しています。複数の銀行が、従来のファクタリング、サプライチェーン、トレードファイナンスサービスの一部として、OpenText Business Networkのアプリケーションを自行ブランドで提供しています。
Procure-to-Pay(調達から支払まで)
多くの大企業は、電子請求の自動化を単独のアクティビティではなく、Procure-to-Pay(調達から支払まで)またはOrder-to-Cash(受注から入金まで)プロセス全体の一部として見ています。OpenText Active Ordersは、お客様とその取引先によるコラボレーションや、サプライチェーンへの可視性共有を可能にするSaaS(Software-as-a-Service)アプリケーションです。