サプライチェーン全体を通じた可視性は、特に複雑かつ複数の輸送モードで構成される国際物流ではとても重要な要素です。輸送貨物に対する可視性の欠如は、生産計画や販売計画などの業務プロセスに大きな影響を及ぼすのみでなく、生産効率の低下にもつながります。このため数多くの企業において、専任のスタッフが FAX や電話、電子メール、さまざまな Web サイトでの照会などを通じ、貨物の輸送状況の把握に努めています。
このようなニーズに応えるため、GXS はすべての国際輸送に対する最新かつ正確で完全なステータス情報をお客様が手にできる、最も堅牢なロジスティクス サービスを提供しています。GXS のロジスティクス サービスは、動的に ETA(到着予定日)を計算、電子配送証明、複数の輸送手段を使用した場合の積み替え追跡管理、品目・SKU レベルでの詳細情報、イベント管理に基づくアラート、RFID をサポートしています。
GXS のロジスティクス サービスによって、「出荷した商品は無事お客様に届いたのか?」、「出荷した商品が物流センターにいつ到着するのか?」、「出荷予定だった品目と数量はすべて間違いなく出荷されたのか?」などの重要な疑問に対する適切な答えを迅速かつ容易に手にすることができます。
メリット
GXS ロジスティクス サービスは、デマンド チェーン ネットワーク上のイベントを監視することで、荷主・荷受人の双方に様々なメリットを提供します。
- 緊急輸送コストの削減 – メーカーおよび輸送業者のパフォーマンスを評価することで、問題をいち早く明らかにし迅速に対処することができます。たとえば出荷に対して SKU レベルでの可視性を手にすると共に例外事項が発生した際のアラート機能によって、出荷遅れのリスクなどを事前に把握できます。出荷の遅延が少ないほど、緊急輸送の必要も減り、それに伴うコストも削減できます。
- 安全在庫の削減 – 輸送スケジュールの不明確さを補うため、サプライチェーン上に安全在庫を多く準備している企業は数多く存在します。GXS ロジスティクス サービスは、輸送中のすべての出荷案件について最新かつ正確で完全な詳細情報を提供することにより、安全在庫の削減を実現します。
- 生産性の向上 – ロジスティクス データの集約、データ品質の向上に必要な、電話、FAX、電子メール、スプレッドシートの量を大幅に減らすことができます。実際に GXS ソリューションをご利用頂いているお客様からの報告によると、貨物の追跡管理に要するスタッフの業務時間は平均で 75% 軽減されます。
- 顧客満足度の向上 – サプライヤはデマンドチェーン全体を通じて質の高い情報を提供することで、顧客満足度を高めることができます。たとえば顧客から問い合わせに対して、輸送中のすべての商品について分単位で最新のステータス情報を提供することができます。また、正確かつ完全なデータに基づいて、サプライヤの納期遵守率が分かるスコアカードにより、サプライヤ パフォーマンスの評価も大幅に高めることができます。
特長
GXS は幅広い業務範囲を網羅したロジスティクス機能を提供します。
- GXS Trading Grid を通じた数多くのロジスティクス パートナー ネットワーク – GXS は、世界 85 ヶ国以上の国における海上、鉄道、陸上、航空輸送のトップ企業とパートナー関係を結んでいます。これには海上輸送の世界上位 15 社の 87%、航空貨物輸送の世界上位 85%、ロジスティクスおよび輸送における世界上位 20 グループの 75%、3PL(サードパーティ ロジスティクス)の世界上位 50% が含まれています
- 自動化されたデータ品質管理 – GXS のロジスティクス機能には 550 を超える標準およびお客様に特化した固有のルールがあらかじめ用意されているので、すべての取引先との間の業務データをあらゆる角度で検証することができます。
- 動的にETA(到着予定日)を計算 – 輸送中の商品の ETAをリアルタイムに計算できます。GXS の高度なロジスティクス機能は、各出荷案件および注文案件のライフサイクル全体を通じて、様々な活動、イベント、日付を動的に分析・評価します。
- 電子配送証明– 自動化された電子的な検証および配送確認によって、顧客からの支払を促進すると共にコストを削減することができます。
- 混載業者への可視性 – 主要な混載業者の在庫に対する可視性を手にし、注文、品目、出荷追跡番号、出荷日、ステータスなどの詳細な情報を確認できます。
- 積み替え – 複合輸送および混載出荷に関するデータ レコードを組み合わせることで、End to Endの可視性を提供します。
- 品目・SKU の詳細 – 各注文について個々の明細を追跡管理できます。たとえば各出荷分の品目番号、品目コード、契約、色、SKU、季節、サイズなどの詳細を確認できます。
- ケース・カートンの追跡管理 – 各出荷分のケースやカートンの ID、寸法、品目バッチ、ロット・シリアル番号などの詳細を確認できます。
- 例外事項発生時およびルール ベースのアラート – あらかじめ定義されているビジネス ルールに対する例外状況をユーザーに警告するので、ユーザーはサプライチェーン上の最も差し迫った課題に対し、迅速に焦点を当てることができます。またあらかじめ定義されたイベントに基づいて電子メールによるアラートを受け取ることもできます。
- 役割に合わせたユーザー画面 – 資材担当責任者、購買担当者、商品担当者、倉庫管理者、入荷処理担当者など、役割に合わせたユーザー インターフェイスが、個々の注文、出荷、決済プロセスにおいて、ユーザーの役割に基づいた適切なデータを提供します。