バリューチェーンを監視・管理し、予期しない需給に関する例外事象をいち早く知ることができたら? 在庫切れや請求金額の減額、手作業の増加などにつながるデータ品質の問題を減らすことができたら?

一般的に、ほとんどの企業は取引先との間の業務プロセスを一貫してコントロールすることはできません。このため例外的な状況を正確に把握するまでには時間がかかり、結果としてそのマイナス影響は増大します。

またマニュアル プロセスや数多くの基幹業務システムの存在は、問題をさらに複雑にする要因になっています。全体的な視点から見た場合、このようなプロセスに対する可視性と管理能力の不足は以下のような問題へとつながります。

  • 非効率的な顧客サービス –受注と発注の両方に対して、リアルタイムにステータスを把握できないため、高い信頼性を持って納期を回答することも、また納期を遵守することもできません。
  • 超過在庫 – 注残や輸送中の商品などに関する出荷ステータス情報がなければ、欠品が発生したり、生産工程の停止を防ぐためにコストのかかる安全在庫を保持しなければなりません
  • 輸送コストの急増 – 商品担当者や材料計画担当者は、出荷の障害や遅延につながる例外事象への可視性がないため、このような状況が明らかになった時点ではすでに遅く、納期遵守のために高コストの緊急輸送を強いられることになります。
  • ロジスティクス、調達担当者、買掛金担当者の生産性低下 – ビジネス プロセスに関する問題やイベントへの可視性がないため、スタッフは、電話、電子メール、FAX などの非効率的な手段でのコミュニケーションに大きな時間を費やすことになってしまいます。

メリット

GXS Trading Grid の可視化ソリューションは業務を合理化すると共に、サプライチェーン上の潜在的な問題が大きくなる前にいち早く対処することを可能にします。さらに、幅広い分析機能がビジネスに対する真の洞察力を提供します。これらの機能を通じ、バリューチェーン上の変化を迅速に検知すると共に、変化によって何らかの問題が生じる前に最適な代替策を講じることができます。GXS の可視化ソリューションは以下のようなメリットを提供します。

  • 輸送コストの削減 – 受注および納入に関するリアルタイムの通知機能によって、緊急輸送コストが必要な出荷件数を減らすことができます。
  • 在庫コストの削減 – 取引先の活動に対する質の高い洞察力を手にすることで、安全在庫およびサイクル在庫のレベルを減らすことができます。
  • 顧客満足度の向上 – 受注へ即座に対応すると共に受注処理プロセスの要件を満たしているかどうかを容易にモニタリングすることができます。
  • 社内の生産性向上 – 手作業による処理を最低限に抑えることで、顧客や取引先との確認作業に要するコストを削減します。またビジネス コミュニティのパフォーマンスへの可視性を高めることで、サプライチェーン プロセスの効率を高めることができます。

特長

Trading Grid の一部のアプリケーションは、受発注、出荷、決済などのステータス情報に対する可視性をオンデマンドに提供し、サプライチェーン上の活動を積極的に監視・管理します。お客様は自社独自のプロファイルとビジネス ルールを定義することができ、これらのルールを使うことで Trading Grid のデータおよびイベントは卓越したレベルの即応性を実現します。また、ユーザーは需要や供給の予期せぬ変化を察知し、潜在的な影響を軽減することができます。GXS は以下のような環境をお客様に提供します

  • ユーザー定義可能なビジネス ルール – ユーザーは、指定した文書の受領、文書のエラー、文書の自動転送、取引先による規定の期間内での対応の不履行など、様々なイベントに関して、それぞれ独自のルールを定義することができます。またイベント管理サービスが一連のプロセスを監視し、指定のイベントが発生した場合にあらかじめ定義されているアクションを自動的に実行します。
  • ビジネス データに対する一元的に統合・管理されたユーザー インターフェースを提供 – すべてのデータは GXS Trading Grid に蓄積されるので、ユーザーはB2Bコミュニティ全体を通じて一元的に統合されたユーザー インターフェースを手にすることができます。またこのようにデータを集中管理することで、取引先からの文書ステータスや内容に関する問い合わせがあった場合でも即座に対応することができます。
  • KPI(主要業績評価指標) – 各種ダッシュボードおよびレポートによって、ユーザーはサプライチェーンのパフォーマンスに関するインテリジェントな情報を手にすることができます。
  • ルール ベースのアラート機能 – あらかじめ定義したイベントに基づいて、電子メールやテキスト メッセージの形式でユーザーへ警告を自動送信できます。たとえば、注文確認がない場合や受注時に電子メールでの警告を自動送信することなどができます。

他にも GXS は次のような機能を提供します。

  • FA(Functional Acknowledgment)管理サービス – お客様のサプライヤ コミュニティのパフォーマンスを管理、モニタリングするホスティング サービスです。FA 管理サービスの内容は以下の通りです。
    • 取引先の義務不履行に対するフォローアップの処理を自動化
    • ユーザー定義可能なパフォーマンス ルールおよびそれに基づくアクション
    • コミュニティのパフォーマンスを要約して提供する中央管理された詳細な運用データおよび各種ダッシュボード
    • サプライヤ ダッシュボードおよびルール ベースのアラート機能
  • 例外時のアラート通知 – 指定の例外状況が発生した場合に電子メールやテキストによる通知を自動送信するホスティング サービスです。たとえば以下のようなアラートをサポートしています。
    • 文書到着アラート—購買発注など指定の文書をメールボックスに受信した場合
    • メールボックス エラー アラート—送信した文書の処理でエラーが発生した場合
    • メールボックス非受信アラート—指定した期限内に文書を受信しなかった場合
  • 自動コピー、自動転送 – あらかじめ定義した配布リストにしたがって、オリジナルの文書のコピーをすべての送信者および(または)受信者へ自動送信できます。
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