GXSの歴史

  • 1878年—GE トーマス・エジソン、エリフ・トムソン、エドウィン・ヒューストンがニューヨーク州スケネクタディにてGE設立。
  • 1948年—ベルリン大空輸(ソ連によるベルリン封鎖に対し米英仏3国が行なった食料などの空輸作戦)により、後に電子データ交換(EDI)の基礎となるシステムが生まれる。
  • 1965年—GE、最初のコンピュータ タイムシェアリングセンターをニューヨーク州ニューヨークとアリゾナ州フェニックスに開設。
  • 1967年—GE Information Services(GEIS)設立。コンピュータ タイムシェアリングに特化した企業として、BASIC言語の開発と利用の先駆者となる(ダートマス大学と協力)。GEISは、世界35カ所にタイムシェアリングセンターを設置。
  • 1968年—GEISのタイムシェアリングサービス、61の大都市エリアで利用可能に。GEISがタイムシェアリング市場シェアの約3分の1を獲得。
  • 1970年代—Tコンピュータ タイムシェアリングサービスは全盛期を迎え、米国のみならず世界中で次々と採用が進む。スーツケース型でハンドルと車輪が付いた、重さ80ポンド(約36kg)の「持ち運び可能な端末」が登場。マイクロソフト創設者のビル・ゲイツ氏は早くから、初期のMark IIIプラットフォーム経由でGEタイムシェアリングシステムを利用していた一人。ゲイツ氏は後に「今までもらった中で『最も気に入ったプレゼント』は、シアトルで過ごした中学時代にGE Mark IIIタイムシェアリング コンピュータがくれた時間」と語っている。
  • 1980年—「パーソナル コンピュータ」の普及に伴い、タイムシェアリング コンピュータは急速に勢いを失う。GEISはビジネスの中心をタイムシェアリングサービスから、EDI(電子データ交換)などの付加価値ネットワークサービスに移行する。EDIは、標準的なデータフォーマットを利用して、サプライヤーとバイヤーの双方が業務を電子的に実行処理できるようにするサービス。EDI市場におけるGXSの最大の競合相手はIBM社だった。
  • 1985年—GEIS、EDI Expressを発表。後に世界中に普及したGEISのEDIソフトウェア製品の1つ。GEIS、GEnie(General Electric Network for Information Exchange)を発表。GEnieは電子メール、ディスカッション フォーラム、ゲーム、ショッピングのためのテキストベースのオンラインサービス。インターネットの前身で、伝達速度は当時としては高速の毎秒1,200ビットで、夜間は1時間当たり5~6ドルで利用できた(日中はこれより高い)。
  • 1986年—GEIS、QUIK-COMMを発表。プライベート ネットワーク網をすべて利用できる初期の電子メールサービスで、複数の企業間でメール交換が可能。PUBNETを発表。米国出版者協会のEDIベースの受注請求システムで、現在もGXSがサポートを継続。
  • 1987年—GEGEIS、Mark IIIプラットフォームに新規テクノロジーおよび機能を追加。特長は「1つの端末を利用して、マルチウィンドウ機能を備えたスクリーン上でデータを閲覧でき、1回のセッションで必要な情報すべてにアクセス可能」GEISは海外進出に力を入れ始め、日本で初めて、国際VAN(付加価値通信網)サービスを提供。
  • 1988年—EDIが急成長。GEISのEDI Expressサービスは毎月、年平均成長率(CAGR)200%に相当するレベルで拡大。
  • 1989年—GEISは金融サービス業界における取り組みを強化し、オーストラリアのWestpac Banking Corp社、スペインのBanco Bilbao Vizcaya社において、部門を横断した社内クライアント統合を実現。
  • 1990年—GEIS、QuikNews Expressを発表。QUIK-COMMサービスに組み込まれた、個人向け電子ニュース クリッピング サービス。
  • 1993年—GEIS、初のウェブサイトおよびインターネットベースのメール ゲートウェイを開始。このゲートウェイは、1995年には1カ月当たり50万件以上の電子メールメッセージを処理できるようになった。
  • 1995年—インターネットの商用利用が拡大。extensible markup language (XML)、文書変換の新規フォーマットが登場。GEISとMicrosoft社は、Microsoft Network(MSN)上でEDIサービスを提供することに合意したことを発表。
  • 1996年—GEIS、初のインターネットベースでEDIが可能な Electronic Product Catalog サービスを発表。GEISとNetscape社は、インターネットベースのB2B eコマースアプリケーション提供に向けてジョイントベンチャーActraを設立。
  • 1997年—GEIS、EDIサービスをウェブベースのEDIサービスに刷新。低ボリュームユーザー向けの価格オプションを追加、EDIアウトソーシング(後に範囲を拡大しGXS Managed Servicesに発展)を開始。
  • 1998年—GEISのグローバル電子ビジネスコミュニティが100,000社を超える。GEISのDesktop*EDI ソフトウェア 、発売後30日間で販売数が2,000ユニットを超える。
  • 1999年—GEIS、RMS Electronic Commerce Systems社を買収。対象を選ばずデータ変換できるソフトウェアツールを作成した会社で、このソフトウェアは後にGXS Application Integratorに発展。
  • 2000年—GEIS、名称をGXSに変更。
  • 2002年—GEから分離して独立企業となり、ベンチャーキャピタル企業の Francisco Partners 社および Norwest Venture Partners社から資本導入を受ける。GEは現在もGXSの資本の10%を保持。GXS、Celarix社を買収。これにより、EDIおよびXMLベースのサプライチェーン可視化機能とサービスが実現。
  • 2003年—GXS、小売企業およびサプライヤー向け製品情報管理ソフトウェア プロバイダーのHAHT Commerce社を買収。
  • 2004年—GXS、eビジネス統合のための新しいグローバル プラットフォームGXS Trading Gridを発表。
  • 2005年—GXS、IBM社のEDI(電子データ交換)サービス事業であるInformation Exchange事業を買収。GXS、Forrester Wave(フォレスター ウェーブ)の統合スイートベンダー評価で、「リーダー」に位置づけられる。GXS、B2Bアウトソーシングに焦点を絞り、顧客を基本的なEDIサービスから、グローバルで幅広いB2B eコマースが可能なサービス GXS Managed Servicesに移行。
  • 2006年—GXS、Gartner社の「Gartner’s Magic Quadrant for Integration Service Providers(統合サービスベンダーのマジック クアドラント)」で、「リーダー」に位置づけられる。GXS Trading Gridが、Microsoft BizTalk Serverの推奨グローバルB2Bネットワークに選ばれる。GXS、製品データ品質サービス プロバイダ UDEX社を買収。
  • 2007年—2007年度のGXS Managed Servicesの売上は前年から40%アップ。GXS、Verizon Business社と提携 し、Verizon Business社の顧客にGXS Managed Servicesを提供。
  • 2008年—GXS Managed Servicesの導入が引き続き急速に進み、売上は前年から25%アップ。
  • 2009年—GXS、ブラジルを本拠地とするEDIサービス会社の, Interchange Services社を買収。これにより、ブラジル最大の銀行50店舗をGXS Trading Gridに追加
  • 2010年—GXS、Inovis社との合併を完了。世界最大級のB2B統合サービスプロバイダーが誕生する。世界に40,000社の顧客と世界20カ国で事業を展開する。
  • 2011年―GXSは企業コミュニティ管理Software-as-a service(SaaS)のリーダーのRollStream社を買収。
    GXS Trading Grid®は、「Software-as-a-Service Product of the Year 2011」 に位置づけられる。